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福祉用具の選び方

徘徊感知器(3)

「感知の種類」

皆さん、こんにちは。
『認知症高齢者徘徊感知機器』の3回目です。

介護保険の対象となる認知症高齢者徘徊感知機器は、どの様なときに徘徊と判定するかによって、3つのタイプに分けられます。

まずは、「屋外へ出ようとしたとき」に徘徊と判定するタイプで、玄関など出入り口に取り付けたセンサーで感知します。
センサーは、「前を横切ったときに反応するもの」、「出入り口にビーム送信機と受信機を取り付け、それを遮ったときに反応するもの」、「ドアを開閉したときに反応するもの」があります。
また、これらについても、複数の出入り口を想定して、センサーが複数用意されているものもあります。
ただし、あまり出入り口が多い場合や、センサーが取り付けられない場合には、「屋内のある地点を通過したとき」で判定します。
2つ目は、携帯型の親機と子機が近づいたとき、あるいは一定の距離以上に離れると反応するタイプです。

そして、平成21年4月より3つめのタイプとして「ベッドや布団などから離れたとき反応するもの」が加わりました。
これには、「ベッドや布団の下に入れて、起き上がるなど、離れると反応するもの」、「ベッドの足元の床に置き、利用者が踏むと反応するもの」、「起き上がり、あるいは立ち上がり位置に赤外線センサーを設置し、遮ったときに反応するもの」などがあります。
徘徊や離床を見守る人に知らせる機械は、卓上型や携帯型の受信機や携帯電話になります。
知らせる方法も、ブザーやチャイム、メロディーなどの音やランプなどの光の点滅、振動などもあります。
利用者の状態によっては、例えば玄関を出たときでよいのか、それともベッドを離れたときなのかで選ぶ機械は異なりますし、見守る人の場合でも、いつも家にいるのか、限られた時間・場所であるのか、外出の可能性はあるのかなどで選ぶ機械は異なってきます。

また、玄関にセンサーを設置する場合でも、人の出入りが多い場合は頻繁に反応してしまい、徘徊なのかどうかの判断が難しくなります。
この場合、正確な判断を行なうためには、利用者に発信機を持たせ、本人が通ったときのみ反応するようにする必要があります。
介護保険対象の場合、どうしても製品種類が限られてしまうため、必要な仕様のものがないかもしれません。
そのような時は、玄関関連に限られますが防犯対策用品を検討してみると良いでしょう。