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福祉用具の選び方

排泄関連用品(8)

「ポータブルトイレ(7)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の8回目です。
今回は前回の続き、木製家具調タイプの問題点についてです。

ポータブルトイレは、どんな種類であれ、使用する場合は汚物をバケツで受けることになります。
機能や種類によって異なりますが、おおよそどのようなタイプでも汚物を受けるバケツはプラスチック製であり、容量は10リットル前後のものが最も多いです。

ポータブルトイレを使用する場合、利用者が排泄を終えた後、介助者がすぐに汚物をトイレに流して、バケツを水洗いするのが理想ですが、なかなかそのようにはいきません。
しかし、少なくとも1日1回は汚物を流してのメンテナンスが必要です。
プラスチック製タイプの場合、汚物を受けるバケツだけでなく、本体も丸洗いが行なえますが、木製家具調タイプの場合はそうはいきません。
その為、使用していると排泄物の臭いが染みついてしまいます。
臭いや衛生面にこだわる人には、プラスチック製標準タイプが良いでしょう。
ベッド近くに置くため、どうしてもデザインなどを考慮して木製家具調タイプが良いという場合は、後でお話しする、別の用具と組み合わせて使用するという方法があります。

また、木製家具調のようなデザインでありながらアルミやプラスチックを組み合わせて作られた丸洗いができるものも新たに出てきています。
このほかにも、臭いや衛生面に特化した「コモードタイプ」と呼ばれるものがあります。
アルミやステンレスなど、錆に強い金属のフレームで作られた四脚型パイプいすにプラスチック製の便座、バケツなどで構成されたもので、軽量で持ち運びが便利なだけでなく、折りたためるものもあります。
形状もシンプルで丸洗いでき、清掃が楽で、海外ではサニタリールーム(洗面脱衣所)に置いてシャワーチェアーとしても利用しています。
部屋の中にあるとかなり違和感があり、またシャワー洗浄機能、脱臭機能、暖房便座といった利用者のための機能はありませんが、メンテナンスや衛生面を重視する場合は良いでしょう。
輸入品が多く、別途送料がかかるものが多いので注意してください。