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福祉用具の選び方

排泄関連用品(7)

「ポータブルトイレ(6)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の7回目です。
今回もポータブルトイレの種類についてお話します。

前回は「プラスチック製の標準タイプ」についてお話しました。
その中で、移動の難しい高齢者が容易に、そして安全に使用するには、ポータブルトイレにはある程度重量があり、少々設置スペースを広く取ることとなっても脚がしっかりとして、高さの調節などができ、肘掛および背もたれが付属しているものが良いという話をしました。
このタイプのポータブルトイレは、イメージ的には洋式便器と椅子が合体したものをイメージしてもらえると丁度良いかもしれません。

また、機種によっては、便器に脚がはえたような、デザイン性が皆無といいますか、インテリアにはあまり向かないデザインのものもあります。
ポータブルトイレはベッドの横などに置けば、利用の際にベッドの手すりも利用できて便利です。
そのため、自力での移動が困難な方の場合、ベッドと同じ部屋の中に置く場合が多くあります。

しかし、いくらデザイン的に優れていたとしても、普段の生活をするスペースに便器を置くことに違和感を持つ人や、生理的に受け付けないという方も多くいます。
そこで今回お話しをするのが、「木製家具調タイプ」です。
見た目は、文字通り木製家具のようにがっしりとした木製の肘掛け椅子なのですが、座面の下に便座が隠れていて、和室や洋室に置いても違和感のないデザインとなっています。
機能的にも、跳ね上げ式の肘掛や、昇降タイプの肘掛、その他にもソフト便座や暖房機能付き便座、シャワー洗浄機能、脱臭機能、温風乾燥機能、ワイヤレスリモコンなど様々な機能を持ったものがあり、中には複数の機能を備えたタイプのものもあります。
最近の福祉用具のカタログを見てみると、ポータブルトイレの半数以上が木製家具調タイプで占められています。

現在、ポータブルトイレの主流ともいえる木製家具調タイプの問題点などについては、次回です。