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福祉用具の選び方

排泄関連用品(5)

「ポータブルトイレ(4)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の5回目です。
今回は、ポータブルトイレの「便座」の機能についてお話します。

高齢者や障がい者のように足腰が不自由になった方だけではありませんが、介護の際に多くの人が便器、特に便座で気にするのは高さではないでしょうか。
実際、便座の位置が低すぎると立ち上がりが困難となります。
ましてポータブルトイレの場合、利用する方は移動に問題を持つ方なので尚更です。

反対に便座の高さが高いほうが立ち上がりやすいからといって、座ったとき足が床に着かなくなるのも問題があります。
現在のポータブルトイレには、脚の高さを調節できるものが多くあります。
調整ができない場合でも「補高便座」という便座の上に乗せて使用するものもあります。
購入する際には、便座の厚みが複数あり、高さの調節が行なえるものなどを選び、立ち上がりについて確認をすることが重要となります。

また、便座には高さ以外にも、お尻の筋肉が落ちていたり、長時間座っている方のためにお尻の負担を軽くするやわらかなソフトタイプ、寒冷地では必要な機能である暖房タイプ、脱臭器を内蔵した脱臭タイプなどがあり、これ以外にも暖房・脱臭タイプといった複数の機能を持つものもあります。
ポータブルトイレの機種によっては、各タイプの便座が用意されていて、利用者の用途に合ったものを選ぶこともできます。

なお、先にお話した補高便座は、ポータブルトイレだけでなく、一般のトイレにも使用できますし、補高便座自体にシャワー洗浄機能が付いたものや、柔らか素材のソフトタイプのものなども登場しています。