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福祉用具の選び方

排泄関連用品(2)

「ポータブルトイレ(1)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の2回目です。
一般向けに製品化されてからすでに40年以上が経過している「ポータブルトイレ」。
発売初期から現在までに様々なマイナーチェンジが繰り返されてきました。

発売初期のポータブルトイレというと、四脚型のスチールパイプのフレームにポリバケツ、便座、外蓋(ふた)で構成されたものや、プラスチック製で便器本体、汚物受け(ポリバケツ)、汚物受けの蓋、便座、外蓋で構成された、言葉は悪いですが、大人用おまるのようなものでした。
それが今では、様々な便利機能が付属しているだけでなく、室内にあっても調和を乱さないようデザインにも気を配ったものなどもあり、広く利用されています。
そして現在、ポータブルトイレは、高齢者や障がい者など介護専用の福祉用具ではありません。
骨折などの怪我や病気の人、妊婦さんなどが一時的に自宅や病院などで使用したりもしているのです。
また、最近では防災関連用品としても注目を集めています。

発売以来、様々な用途、機能が追加されているポータブルトイレですが、利用する人の身体機能が低下し、備え付けのトイレまで行くことができず、利用者の近くに設置して使用する介護用途での使用と、災害などによりトイレが使用できない状態で利用する防災用途では、ポータブルトイレを選ぶ際のポイントやニーズは異なります。

しかし、結局のところどちらも排泄にかかわるものです。
臭いの問題やプライバシーの問題などは共通のものであり、これらに対処した製品はどちらの用途でも使用できます。
次回は、ポータブルトイレに取り付けられた様々な機能についてお話していきます。