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福祉用具の選び方

排泄関連用品(14)

「ポータブルトイレ(13)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の14回目です。

今回も介助者に優しい、個性的なポータブルトイレについて紹介していきたいと思います。
前回は、専用紙パックを装備することで、内部のバケツを余り汚さずに使用できるポータブルトイレを紹介しました。

今回は、これをもう一歩進めたもので、「自動ラップ式トイレ」というものをご紹介します。
自動ラップ式トイレは、予め50回程度連続使用ができるフィルムをセットしておき、使用する際には、専用凝固剤をいれてから排泄を行ない、用を足した後、ポータブトイレの前面に設置されたスイッチを入れることで、ラップに包まれ密封された排泄物が排出されます。
ラップといっても、この場合、台所にあるラップフィルムのように透明なものではなく、市販のレジ袋と同じく白色で、使用した後は紙おむつ同様に可燃物として捨てることができます。
臭いもなく、簡単に操作もでき、さらにフィルムも残りがあれば自動的に新しいものがセットされるので本当に便利です。
価格は肘掛や背もたれが付属していない、本体だけのものが約18万円、高齢者が利用するのに不可欠な手すりや背もたれの付いたフレームが約6万円、手すりや背もたれがついた家具調タイプのものなら約28万円となっており、一般的なポータブルトイレの価格と比較すると高くなっています。
また、凝固剤やフィルムなどの消耗品も必要不可欠になりますので、これら全てを揃えた場合、価格的にはかなりいいお値段となります。

しかし、介護保険の特定福祉用具購入の対象となりますので、要介護認定を受けている方で使用を考えている方は、ケアマネジャーに相談をしてみてください。
水を使用せずに簡単操作で、しかも衛生面にすぐれ、快適に使用でき手入れも楽ということで、現在本体のみのタイプが自治体や企業の災害対策用として備蓄されているそうです。
もちろん電気を使用するので発電機も必要になります。
介護用だけでなく、防災用としての使用を考えている方は発電機の準備も忘れずに。

ちなみに、必要な消費電力は最大300Wになります。