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福祉用具の選び方

排泄関連用品(13)

「ポータブルトイレ(12)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の13回目です。

ここ数年でポータブルトイレの機能は驚くほどに充実しました。
これまでに紹介した、シャワー洗浄機能、脱臭機能なども現在ではさらに進化し、シャワー洗浄機能であれば洗浄位置調節、セルフクリーニング、ノズルお掃除機能などが新たに追加され、脱臭機能であれば、泡ガードや着座センサーによる自動脱臭など、本当に必要かどうかはわかりませんが、様々な機能が追加整備されています。
その反面、処理方法自体は昔から変わらず、汚物や汚水をバケツで受けてトイレに流すという方法が行なわれています。
しかも、先に述べたとおり今のポータブルトイレには様々な機能が付いており、例えばシャワー洗浄機能を使用した場合、洗浄に使用した水の分だけバケツ内に溜まる水の量が増え、介助者の負担も大きくなります。

そこで今回は、シャワー洗浄機能などの最新機能はついていませんが、介助者にやさしい個性的なポータブルトイレについてお話します。
まずは、木製家具調タイプのポータブルトイレですが、大容量の紙おむつシートで仕上げられた専用の消臭・抗菌紙パックが用意されています。
座面を上げるとパックが開き使用可能となり、座面を下ろすとパックが密閉される自動開閉式となっている優れものです。
ゴムパッキングによる密封効果で、臭いは外にもれず、高品質ポリマーの効果により、汚物や汚水を速やかに吸収、凝固します。
パックの取替えも簡単、大容量なので1〜2日に1回の交換ですみます。
しかも、このパックは簡易トイレ袋同様に燃えるゴミとして捨てることもできます。
価格はだいたい8万円前後で、通常の木製家具タイプに簡易トイレ袋を併用して使用する場合と比較すると、価格的には高価ですが、後処理の手間を考えると許容範囲内ではないでしょうか。