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福祉用具の選び方

排泄関連用品(12)

「ポータブルトイレ(11)」

皆さん、こんにちは。
「排泄関連用品」の12回目です。

ポータブルトイレの問題の中で、前回紹介した簡易トイレ袋を使用すれば解決できるものがあります。
例えば、使用したバケツのメンテナンスに関して、水で薄めるタイプの消臭剤を利用するとバケツが重くて運べなくなったり、汚水をこぼして床などが汚れるという問題がありました。
ちなみに、消臭剤には直接振り掛けるタイプのものもありますが、汚れがこびりつきやすく、洗浄に手間がかかってしまうというのが、個人的な感想です。

さて、この様な場合でも、簡易トイレ袋を使用することで解決できます。
予め、バケツ部分に簡易トイレ袋をセットして、汚物が袋の中に溜まるようにしておけば、使用後は袋を取り外し、可燃ごみとして捨てるだけで済みます。
これならば、消臭剤を溶かした水や汚物で重くなったバケツをトイレまで運ばなくてすみますし、運ぶ途中で転んだり、壁などにぶつけて汚水をこぼす心配はありません。
そして何より、汚物に直接手を触れることがなくなるので、介助する人、される人双方の心理的負担が軽減されます。

また、木製家具調タイプは丸洗いが難しいため、臭いが染み付きやすいのですが、簡易トイレ袋を使い、使用後はすぐに処理すればあまり臭いは染み付きません。
しかし、簡易トイレ袋を併用することで、ポータブルトイレに付属した機能、たとえばシャワー洗浄機能など一部の機能は使用できなくなる場合もありますので、予めご注意ください。

ポータブルトイレに簡易トイレ袋があれば、防災用としても利用できます。
この2つに加え、振り掛けるタイプの消臭剤があれば更に快適に利用できます。
また、簡易トイレ袋も枚数の多いものを購入すれば、1枚の単価は安くなります。
業務用を用意しているメーカーもありますので、利用するなら多めに購入しておくと良いでしょう。