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福祉用具の選び方

自助具(9)

「食事関連(6)」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の9回目です。

今回もスプーンとお箸のお話です。
前回は、主にスプーン(フォーク)の握り、グリップについて。
たしか、歯や歯茎に金属製のスプーンが当たると不快に感じる人もいるためゴム製のスプーンもあることを紹介して終わりました。

今回は、最初に少し変わった構造のスプーンの紹介からはじめたいと思います。
それは、スプーンを真中から切断し、柄の後端をくっつけ「スプーン」と「お箸」を融合させた「多機能スプーン」と呼ばれるものです。
握ったまま使用すれば普通のスプーンと同じように、「すくう」、「のせる」という動作だけでなく、お箸のように「つまむ」、「さす」という動作もできるのです。
まあ、「つまむ」動作は、お箸というよりピンセットやトングのイメージに近いものがありますが、これ一本で色々できるので、使い慣れれば便利です。

次に「お箸」ですが、箸の後端をくっつけた物と、握り部分をつなげた物があります。
また、後端をくっつけた物には、ピンセットタイプとクリップタイプがあり、クリップタイプは着脱式になっていて箸を抜いて洗うこともできます。
握り部分をつなげた物は、L型、鶴首型といった構造のものもあり、親指と人差し指に挟んで使えます。
普通の箸では上手く使えないが、スプーンを使うのは嫌だと言う方などは、一度試してみるのも良いでしょう。