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福祉用具の選び方

自助具(8)

「食事関連(5)」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の8回目です。

今回は食べ物を口まで上手く運べない人のための「スプーン」と「はし」を紹介します。
スプーンはフォークを含めて様々な種類があります。
大きさ、形状、素材、重量など色々な要素がありますが、まず第一に考えるのは、「握って使う」、「手にはめて使う」のどちらの用途で使用するかということです。

握力の弱い人、手指の曲がらない人などはスプーン(フォーク)を握ることができないため、「手にはめるタイプ」を使用することになります。
「手にはめるタイプ」は『カフ』と呼ばれるバンドを手に巻きつけるのですが、バンドの材質(布、皮など)、マジックテープの有無などのほかに、『木付』かどうかが重要になります。
『カフ』は手に巻いたとき、手のひらのところにあるポケットにスプーンやフォークの柄の部分を差し込んで使用するのですが、『木付』とは柄の入るポケットの背の部分に木の板が付いているタイプのことを指します。
手を握ることができる人は『木付』の方が使いやすいかもしれません。
必ず購入する前に使用感を試してください。
カフによっては、ポケットではなく貫通できるタイプもあり、柄の長いスプーンなどでも使用できる場合があります。

「握って使うタイプ」には、グリップ部分が握りやすいウレタン製のものや、お湯で変形させて個人にあった形に整形できるタイプなどがあります。
こちらの場合も、購入前には必ず使用感を確かめてください。

この他にも、グリップだけでなく、スプーンの首や柄を個人に合わせて曲げられるタイプや、通常のステンレス製ではなくゴム製スプーンなど様々な種類がありますので、高齢者の状態に合わせた製品を選びましょう。