ホーム  >  家庭の介護  >  福祉用具の選び方  > 自助具(7)

福祉用具の選び方

自助具(7)

「食事関連(4)」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の7回目です。

今回は食器を上手く持てない人のための用具を紹介します。

普段、私たちが使っている食器(お茶碗、お椀、小鉢など)は底の部分(高台)の面積が小さく、手で持たずに置いたまま食べるには不向きです。
反対に、韓国料理のように手に持たず置いたまま食べることが前提の食器は、底の部分の面積が大きくなっています。
自助具としての食器も同じです。
例えば、片麻痺などで食器を持てない、押さえられない人の場合、食器をテーブルに置いたまま食べなければなりません。
こんな時に便利なのが「仕切皿」です。

「仕切皿」とは、少し大きめの皿で、仕切りによっていくつかのブロックに分けられています。
底面にシリコンゴムやシリコン加工などの滑り止め加工が施されていて、置いたままでも安定した状態で食事ができます。
また、強化磁器製の「仕切皿」などは、それ自体にある程度の重量があり、安定した状態を保ちやすくしています。
仕切りによって分けられたブロックは内側に「傾斜」や「反り」がついており、片手でも掬いやすい配慮がなされています。
「仕切皿」の他にも、滑り止め加工や食事を掬いやすいよう傾斜や反りが付けられた「お椀」「中皿」「小鉢」、お味噌汁やスープ用の取手が付いた汁椀など、高齢者の好みに合わせて食器を選ぶと良いでしょう。

ここで、これら自助具での食器を使用する際の注意点をひとつ。
それは、素材に十分気をつけるということです。
食器に使用されている素材によっては食器乾燥機や電子レンジを使用できない場合もありますので、購入の際に必ず確認してください。