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福祉用具の選び方

自助具(5)

「食事関連(2)」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の5回目です。

前回は食事を「作る」側の用具を紹介しました。
今回からは、「食べる」側の用具を紹介していきたいと思います。
ですが、用具紹介の前に1つ注意点があります。
「食事を作る」という行為は、「自分で作る」という意思があって初めて成立するわけですが、「食べる」という行為はその限りではありません。

体を動かすことが難しいため、自分では困難なので食べさせてもらいたいという人もいるのです。
ですから、便利な用具があるからこれを使って食べろと周囲が押し付けてしようとさせるというのは、絶対にいけません。
あくまで、本人の「自分で食べたい」という意思が必要です。
逆に自分で食べたいと思っても、よくこぼすとか時間がかかりすぎるなどの理由で周囲が食べさせてしまうのも、身体機能や意欲の低下を招いてしまうので良くありません。
食事用の自助具とは多少時間がかかったり、テーブルを汚したりしても、自分で食べたいと思う人が1人で楽しく食べられるように工夫されたものです。
利用者本人が納得して使用できるものを選んでください。

食事の問題は
@食事時の姿勢が保てない
A食器を持てない
B食べ物を口まで運べない
C口の開閉、咀嚼、嚥下が上手くできない
などがありますが、「何が問題になっているか」を明確にすれば用具もしっかりと選べるはずです。
次回は、姿勢の問題を取り上げます。