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福祉用具の選び方

自助具(4)

「食事関連(1)」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の4回目です。

これから数回に分けて「食事」に関係する用具を紹介していきます。
食事は「作る」と「食べる」に分かれますが、今回は「作る」側の話をします。

料理をするのに不可欠な道具といえば、包丁、まな板、なべなどがあります。
通常であれば、あまり危険とは感じませんが、片手しか使えない場合は、食材を抑えることができない、食材の下準備ができないなどの不具合があります。
肘や手首、指などの力が弱いとなべを持ち運んだり、ふたが開けられないなど、危険や不安、不便を感じることとなります。
そこで自助具の登場です。

包丁であれば握りやすい様にデザインされた柄の物や、お湯で暖めて使いやすい形状に変えられる物、柄の向きや角度が変えられる物、刃の幅が広く使いまわしやすいものなどがあります。
どちらも一般の製品と比べて高価すぎず、取り扱っている所も増えてきたので入手しやすいです。
まな板は切るものが滑ったり、動いたりしないように滑り止めが付いていたり、食材を突き刺して固定する突起がついているものなどもあります。

また、包丁とまな板がセットになっていて、刃の部分をスライドさせながら使用するものもあります。 食材などで重みの増すなべなら、力の弱い人でも両手で安定して使えるよう、取っ手が一般的なものより大きく、形状も持ちやすい形になっているものなどがあります。

これ以外にも、手を離しても立っている自立式のおたまや、力が弱くてもビンのふたなどが開けられるオープナー、片手で野菜の皮がむける皮むき器、ワンプッシュで一定量が必ずでる調味料入れなどもあります。
これらの自助具を使えば、より安全に、便利に料理ができると思います。
次回からは「食べる」側のお話です。