ホーム  >  家庭の介護  >  福祉用具の選び方  > 自助具(2)

福祉用具の選び方

自助具(2)

「自助具とは」

皆さん、こんにちは。
「自助具」の2回目です。

前回は「自助具」は、「元の活動」を行なうための重要な用具ではあるが、あまり知られていないと言う話でした。
今回はその理由をお話したいと思います。

今でこそ「自助具」は、福祉用具を扱うお店で見かけるようになってきましたが、少し前まではあまり店頭で見かけることはありませんでした。
「自助具」は病院や施設でリハビリテーションを行なっている利用者に必要に応じて別に作業療法士が作成したり、利用者本人が作成したりするものでした。

当時、市販品も勿論ありましたが海外からの輸入品が中心の高価なものであり、体格の違いからくるサイズの違いもあり、使用する際には利用者に合わせて手を加えなければいけませんでした。
それが近年、国産の物も増え、種類も多くなり、市販品を利用しやすくなりました。

しかし、「自助具」は他の福祉用具とは少し異なるのです。
まず、1つ目は福祉用具ではあるのですが、全て介護保険適用外、すなわち実費で購入しなければなりません。
価格は以前に比べ安くなってきましたが、実費購入の負担はバカになりません。

2つ目は購入する場所です。
他の福祉用具と同様に福祉用具販売店でも扱っているのですが、種類は少なく、またその人に合った物となると難しいです。
買ってからその人に合うように改良を加えられれば良いのですが、なかなかそうもいかないでしょう。

「自助具」は『その人に合った物』、たとえば身体状況や使用方法に合わせて選ぶことが大事なのですが、店で売っている市販品のみですと人間の方が合わせなければなりません。
やはり自作するしかないのでしょうか。

実は、全国には40ヶ所以上の「自助具製作ボランティアグループ」があります。
そこに依頼すれば「その人に合った物」を作ってもらえます。
実例を見ると身体状況や使用方法だけでなくデザイン(色・形)も、その人に合わせて製作していました。
検討している人は、一度相談してみると良いでしょう。

「自助具」が他の福祉用具と異なる、最後の3つ目ですが、それは「ユニバーサルデザイン」の存在です。
この「ユニバーサルデザイン」については次回お話します。