ホーム  >  家庭の介護  >  福祉用具の選び方  > 入浴関連用具(4)

福祉用具の選び方

入浴関連用具(4)

「いす(2)」

皆さん、こんにちは。
「入浴関連用具」の4回目です。
今回は浴槽内で使用する「いす」を取り上げます。

通常浴室で使用する風呂用のいすは、20cm前後の高さしかありません。

浴槽内では、浮力が働くため身体が軽くなり、足が浮いてお尻が滑りやすくなり事故につながりやすくなります。
特に体と比べて浴槽が大きすぎるとそのリスクは、跳ね上るので何らかの対処が必要になりますが、そこで登場するのが「浴槽台」と呼ばれる浴槽内のいすです。

「浴槽台」には、足に吸盤がついていてくっつくタイプと重くて浮かないようにしたタイプがありますが、吸盤タイプは、底にしっかり固定されるので入浴中は動かせませんし、重くしたタイプは動かすことができる反面、滑って不安定になることがあります。
浴槽が大きすぎる場合は、吸盤タイプか、重くしたタイプと浴槽用すべりマットを併用すると良いでしょう。

「浴槽台」を使えば、すべらせての事故を防げるだけでなく立ち上りも楽になるはずです。
ただ、浴槽の深さによっては、「浴槽台」を使用すると半身浴になってしまうこともあります。(逆に心臓等の障がいの為、半身浴しなければならない人にも「浴槽台」は有効です。)

浴槽が大きいので、安全に入りたいが、半身浴ではなく、しっかりつかりたいという人は、「浴槽台」を倒して足の方につい立てにしてしまう方法もあります。

価格は1万円〜2万円前後で、これも介護保険販売対象なので要介護認定を受けている方は、購入前にケアマネさんに相談してください。