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福祉用具の選び方

入浴関連用具(3)

「いす(1)」

皆さん、こんにちは。
「入浴関連用具」の3回目です。
今回は「いす」のうち、浴室内で使用する「シャワーチェア」について取り上げます。

通常浴室で使用する風呂用のいすは、20cm前後の高さしかありません。
このいすに座ったり、立ったりするのは、腰や膝にかなり負担をかけますので、高齢になると段々使うのがしんどくなってきます。
しかし、これを「シャワーチェア」と呼ばれる、高さのあるいすに変える事で快適に入浴できるようになります。

ただ、この「シャワーチェア」、様々な種類があるので選ぶのも大変です。
例えば、背なしタイプ、背もたれタイプ、肘掛け付タイプ、座面回転タイプ、肘掛け跳ね上げタイプ、高さが調整できるタイプ、座面が水平タイプ、弓形タイプ、座面切れ込みタイプなどです。
何故こんなにあるのかというと、前回言った通り「入浴行為の流れや方法に個人差がある」ということと、それに加えて身体の状態と入浴環境も絡んでくるからです。
介助が必要だと背もたれが邪魔になるし、浴室に比べて大きすぎると移動の邪魔になります。

では、どう選んだら良いのでしょうか。
まず第一に姿勢の安定を考えてください。
自分で洗う場合でも、介助してもらう場合でも姿勢の安定が第一です。
身体の状態によっては背もたれや肘掛けが必要になる人もいるはずです。
これと合わせて、浴室の大きさにあったサイズのものを選んでください。
あとは、浴槽に座って出入りしたい人は、椅子の高さを浴槽の縁と同じにしてぴったり合うようにして、高さが変えられ、座面が水平で、肘掛けがなしか跳ね上げられるものを選びます。
また、局部を洗う時、立ったり腰を浮かしたり出来ない人の場合は、座面切れ込みタイプを選ぶと使いやすいです。

価格は1〜3万円前後、高いものは折りたためたり、座面が回転するものです。
また、介護保険販売対象なので、要介護認定を受けている方は購入前にケアマネさんに相談してください。