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福祉用具の選び方

入浴関連用具(1)

「温度差」

皆さん、こんにちは。
日本人にとって入浴とは、単に身体を清潔にするということだけではなく、湯につかり ゆったりと心身ともにリラックスする、やすらぎの時でもあります。

ところが家の中の事故死で1番多いのは「風呂場での溺死」で2位の「転倒」 の3倍以上、しかも一人で入浴が可能な方の事故が多いのです。

そこで安全に入浴を楽しめるように、入浴関連用具を取り上げます。 第1回目の今日は、用具以外のお話しで、あったかコラム『相談員Yの介護資格習得奮闘記』とも ダブりますが、とても重要な事ですのでご了承下さい。

どんなにいろいろな用具を揃えても、これを見落とすと危険度はぐっと増し、 しかも見落とされやすいものがあります。 それは「温度差」です。

入浴は衣服を脱ぎ裸になりますのでこの影響をモロにうけてしまうのです。 部屋間の温度差は10℃を越えると「ヒートショック」を起こす危険が高くなるのですが入浴の場合「脱衣所」「浴室」「浴槽」と 温度差が生じやすく、特に冬場は簡単に温度差が出来てしまいます。
一番の解決方法は、脱衣所を含めた浴室内暖房を行うことです。

浴室内専用の暖房器具が1番良いのですが、無い場合は少なくても沸いて直ぐに入るのではなく、 浴槽の蓋を外して浴室内を湯気で満たし温度を上げてから入ると良いでしょう。

脱衣所等スペースの問題もあるでしょうが、暖房器の設置や、温度を上げる工夫をして下さい。 またトイレも、温度差による事故が多い所なのでトイレの暖房も検討してはどうでしょうか。