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福祉用具の選び方

車いす(8)

「電動車いす」(2)

車いす

皆さん、こんにちは。 「車いす」 の8回目です。
前回は、いろいろ便利な「電動車いす」の種類を紹介しましたが、今回は「電動車いす」の注意点をお話します。
まず第1に「電動車いすが本当に必要かどうか」ということをよく検討して下さい。
「電動車いす」に限らず、福祉用具というものは、便利な反面、安易に使用すると自立を妨げるだけではなく、体の機能低下をまねく恐れさえあるのです。
「電動車いす」があまりにも快適なので、歩く能力があるにもかかわらず、そればかり利用しているうちに、歩けなくなってしまったということになりかねません。
これは、本当に注意して欲しいところです。
「電動車いす」はバッテリーを含めると「いす」に4輪つけたタイプで60〜80kg、4輪車で60〜100kg、一番軽い電動ユニット装着タイプでも25〜40kgと重く、また構造も複雑です。
身近に格納・整備・充電・清掃等を行ってくれる介助者がいないと運用はむずかしいです。
また外出する場合、道路までの段差のない通路、雨風を避ける保管場所なども必要になります。
また外出時に注意することは「電動車いす」はたとえ四輪車であっても『歩行者』として取扱われるので、歩行者としての交通ルールを守って走行する必要があります。
またヘッドレストや買い物カゴ等のオプション部品を付けた時、全体の大きさが「全長120cm」、「全幅109cm」を超える場合(もちろんオプション部品付けていない場合もです)、警察に届出が必要になります。 所轄の警察署へ必要書類を提出し、警察署長発行の「確認書」の交付を受け、使用時に必ず携帯する必要があります。
とても便利な「電動車いす」ですが正しく安全に使用して下さい。