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福祉用具の選び方

車いす(13)

「横乗り車いす(2)」

皆さん、こんにちは。
「車いす」の第13回目、今回も横乗り車いすについてです。

ベッド、車いす間を負担なく安全に行き来するための福祉用具である移乗ボード、これを標準搭載したのが横乗り車いすです。

現在市場に出ているのは自走型で、タイヤはノーパンクタイヤです。
ノーパンクタイヤなので「車いす」の10回目でお話したとおり、病院や施設など平らな室内で使用するには最適で、メーカーのカタログにも「施設・病院備品 オススメ車いす」と記載してあります。
しかし、展示員に話を聞いたところノーパンクタイヤの中でもハイポリマータイヤ()なので、一般住宅のフローリングなどでも使用可能とのことでした。

ハイポリマータイヤとは、空気を含んだポリウレタンを充填して成型されたクッション性のあるタイヤのことです。

さて、肝心の移乗ボードですが、アームレストの下にサイドガードと呼ばれる側面があり、この部分が移乗ボードになります。
使用方法は、アームレストのロックを外してアームレストを上げると、車いすの後輪が後方に移動して自動的にブレーキがかかります。
折りたたまれているサイドガードの延長部を展開し、移乗先のベッドの上に乗せて使用します。
メーカーの説明では、利用者が車いすに乗ったままアームレストの展開ができるそうですが、高齢者や力のない方は、介助者にやってもらうのが安全です。

なお、このサイドガードは左右両側とも移乗ボードとして使用できるそうなので、ベッドや車いすの向きを気にせずに利用できるのは便利です。
価格は一般的な自走型車いすと比べると2倍ほど高くなりますが、積極的にベッドから離れて生活したい人にとっては、それだけの価値があるはずです。