ホーム  >  家庭の介護  >  福祉用具の選び方  >  車いす(10)

福祉用具の選び方

車いす(10)

「タイヤ」

車いす

皆さん、こんにちは。
「車いす」の10回目です。
今回は車いすのタイヤについてお話します。

車いすのタイヤは、小さい前輪(これをキャスタと呼びます) と大きい後輪(「自走型」の場合は駆動輪、「介助型」の場合は主輪と呼びます) で構成されています。

一般的に広く使われているのは、「エアータイヤ」と呼ばれる自転車と同じ空気を入れるタイプです。

特徴としては乗り心地が良く、多少段差があっても大丈夫なのですが問題が1つあります。
それは空気が抜ける事です。

タイヤには無数の小さな穴があり、放って置けば必ず空気が抜けてしまうのです。

ですから定期的にタイヤをチェックし、抜けていれば空気を入れるというメンテナンスが必要となります。
(出来るなら乗る前にチェックする事が望ましいです。)
空気が抜けたままのタイヤでは乗り心地が悪いばかりではなく、ブレーキが効かなくなり危険です。
そうは言っても、専門の介助者が居れば良いのですが、介助者も高齢者という事の多い日本では難しい話です。
そこでノーパンクタイヤと呼ばれる空気が抜けない、空気を入れる必要のないタイヤが登場しました。

一昔前までは、ノーパンクタイヤは「ソリッドタイヤ」と呼ばれるタイプだけでしたがこれは、硬めで転がり抵抗が小さいので、平らな室内では最高ですが(特に病院や施設) 凸凹の所では、ガタガタ言うので段差のある所や外での使用には不向きでした。

ところが最近は、空気を含んだポリウレタンを充填して成型された「ハイポリマータイヤ」という クッション性が高く野外でも使用出来る物も出て来ましたので、「エアータイヤ」ほどではありませんが快適に乗れる様になって来ました。

車いすによっては、後輪が「エアータイヤ」か「ノーパンクタイヤ」か選べる物があり、 また後輪の大きさも選べるものがありますので選定の際一考して見て下さい。