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介護に役立つレシピ

高齢者が1日にとりたい食品

高齢の方が健康に過ごすために、毎日とりたい食品のおよその目安をこちらに示しました。
70歳以上で大半を家で過ごす人(活動量の低い人:摂取エネルギーの目安は、女性で1300kcal、男性で1600kcalくらい)にほぼ見合った分量です。

第1群から3群までの食品は、腎臓病などの病気で特別な食事制限を必要としない限り、誰もが共通してとりたい目安量です。第4群の穀物や油脂、砂糖は、年齢や性別、体格、活動量などによって量を加減します。活動量の少ない人は主食を減らし、活動量の多い人は、主食のほかに、肉や魚もやや増やすようにします。日によってとる食品や量には偏りがあるものですが、3〜4日の間でほぼバランスがとれるように、「軌道修正」の指標とするとよいでしょう。

ただし、高齢者の食事の量や内容は、身体機能の状況や精神的状況、長年の食習慣にもかなり左右されます。おいしく無理なく食べていただくことがまず第一ですから、その人その人の心身の状態をよく見て無理のない範囲でゆるやかに栄養バランスを整えるとよいでしょう。

この目安量は、糖尿病や高血圧症、高脂血症、肥満などの改善にもおすすめです。ただ、病状によっては特殊な制限を必要とする場合もあるので医師や栄養士からの指導がある場合はそれに従ってください。

高齢者が一日にとりたい食品の目安(4つの食品群による)

高齢者が1日にとりたい食品の目安(4つの食品群による)
水分補給をこまめに
人は高齢になるにつれて体の水分量が徐々に減ってきます。また、暑さや乾燥、発熱などで体が水分を欲していても、その感知機能が弱ってくるため、脱水気味になりやすい傾向があります。そんなときは、入れ歯が唇にひっかかる、脇の下や手指がかさかさになる、動作や反応が鈍る、などの変調がシグナルになります。 水分は食事でとる他に、1日に1〜1.5リットルくらいは補給したほうがよいので、食後、散歩の後、おしゃべりタイムなどに、お茶をこまめに飲んでいただくようにしましょう。汁物も水分のうちですが、塩分があるので1日1〜2杯までが適量です。状況にもよりますが、甘い飲み物はなるべく避けるのが望ましいでしょう。

◆資料提供:女子栄養大学出版部 発行
いまある材料でくふうする「高齢者のためのクイックメニュー」