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介護豆知識

骨折を防ぐ

寝たきりにならないために

お年寄りが寝たきりになる原因

お年寄りが寝たきりになる原因のひとつに「骨折」があげられます。日本で最も多い原因である「脳卒中」20%に次いで、「骨折」は12%を占めています。
特に、お年寄りの大腿骨頚部骨折は年間十万件も発生しています。
これは、本人にとっても大変な事ですが、家族の負担も大きく、なんと!一回の手術でニ百万円前後かかるといわれています。

寝たきりを防止するには

お年寄りの寝たきりを防ぐには「骨折しない。させない」予防が必要です。
と言うのも、お年寄りほど増えている「骨粗鬆症」が大きな原因で、特に女性は「骨粗鬆症」にかかりやすく「骨がスカスカ」になり、ちょっと転んだりしただけで骨折しています。さらに筋力が衰えていると回復に時間がかかり、その結果、寝たきりになってしまうという事態を招いています。

骨粗鬆症になりやすい生活習慣
  • 牛乳や魚がきらい
  • 運動嫌い
  • 外出嫌い
  • 毎日お酒を飲み、たばこを吸う
  • 濃い味やインスタント食品が好き
骨折防止にはビタミンDと日光浴

骨折を防止するには、まず、骨を丈夫にすることです。その一つに活性型ビタミンDを取ることがあげられます。
活性型ビタミンDは、カルシウムを吸収する小腸の働きを助けたり、骨の新陳代謝をつかさどる重要な役目をしています。
しかし、加齢に伴う肝臓や腎臓の機能低下によって、体内でビタミンDを活性型ビタミンDに変える機能が低下すると、カルシウムの吸収が悪くなり骨が弱くなってしまいます。
このような場合、活性型ビタミンD剤をとるよう心がけるのもひとつの手段です。

さらに、1日30分程度日光に当たるのも良いといわれています。
日光に当たると皮膚でビタミンDが合成されるのです。
夏に骨折が少ないのはそのためだと言われている説もあります。
人は誰でも「寝たきりになりたくない」と思っているものです。
そのためにはカルシウムをとり、日光に当たる生活が大切です。
介護する人も、介護される人も、骨折をさせない、骨折をしないことを心がけて生活しましょう。