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あったかコラム

生き残ろう! 介護職Y氏の防災・避難用品を考える

2.必要なものを必要なだけ(1)

皆さん、こんにちは。
「防災・避難用品を考える」の第2回です。

今回の震災は、地震だけなら助かった人はかなりいたはずです。
しかし、津波によって多くの命が失われてしまいました。
地震の怖いところは揺れによる倒壊、地割れ、土砂崩れだけでなく、津波、火災などが複合して発生することです。

そして今回は、原子力発電所の事故という予想もしなかった『人災』もありました。
『人災』と言い切ってしまうことに疑問を持つ方もいることでしょうが、理科系の大学で放射線関係の研究をし、資格を持つ者の目から見ると、震災後一連の報道には疑問に思うことが多かったことも事実です。
これ以上は、今回のコラムの主旨から外れますので、本題に戻りたいと思います。

人間にとって必要なものの1つに水があります。
地震、津波によって浄水場、水道管などがダメージを受け水道の利用ができなくなっただけでなく、関東地方では、原発事故の影響(いわゆる残留放射線というやつです)から、水道が使えるのに使いたくないという異常事態も一部ではおこっていました。
元来、毒物には致死量というものがあり、これを超えると命に危険がありますが、これ以下ならば解毒が可能であるというものです。

しかし、放射線の場合、致死量のような「しきい値」(ある基準を境に、物事の結果や状態がかわる値のこと)がありません。
量の大小にかかわらずガンや白血病を発症する可能性があり、いかに確率的に低いとされる数値であっても、万々が一発症してしまった場合は、その人にとっての確率は100%になってしまいます。
私が、大学のゼミ担教授から口をすっぱくして言われたことは、「放射線は避けられるなら、避けるにこしたことはない」ということでした。
まあ、これ以上書きますとグチっぽくなり、色々と差し障りもありますので、ここらで中断ということで、次回にしたいと思います。