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あったかコラム

介護職Y氏の新制度考える

30.平成24年度介護保険制度改正(13)

皆さんこんにちは。
介護保険制度改正の13回目です。
今回も『複合型サービス』についてです。

前回、経営者の側から見た『複合型サービス』のメリットの話をしましたが、今回は利用者側のメリットについてお話します。
通常、「通い」のサービスであるデイサービス、「訪問」のヘルパー派遣、「宿泊」のショートステイは利用するたびに料金がかかります。

しかし、この3つの機能を持つ『小規模多機能型居宅介護』は「包括報酬」、つまりいくら利用しても同じ定額料金制なのです。
ただ、その金額は在宅介護支給限度の約8割と高額で、医療の必要な方が『訪問看護』を利用しようとすると、限度額以内に納めるためには、利用回数を切り詰めなければなりません。
医療ニーズのない人ならば良いかもしれませんが、前々回お話したとおり、今後医療ニーズを抱えた人は確実に増加します。
そこで必要となるのが『複合サービス』なのです。

『複合型サービス』も包括報酬であり、1日に何度も『小規模多機能居宅介護』や『訪問看護』を利用しても、1ヶ月にかかる費用は同じなのです。
つまり、必要なだけサービスを利用でき、利用者にとってはメリットが大きいといえます。

ただし、デイサービスやショートステイにかかる食費は別料金となります。