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あったかコラム

介護職Y氏の新制度考える

19.平成24年度介護保険制度改正(2)

皆さんこんにちは。
介護保険制度改正の2回目です。
同居・別居を問わず、被介護者が施設に入居した場合、施設の差異はありますが、一般的には家族は介護から解放されます。
また、入居した被介護者に対しても施設の専門スタッフが24時間体制で見守りを行なうので安心するものです。

しかし、有料老人ホームの多くは入居にかかる費用は高額であり、反対に利用者負担の少ない特別養護老人ホームは入居待ちの人であふれています。
今後、施設は増えるかというと国や自治体の負担も高いため期待はできません。
そして、高齢者の中には施設に入居することを望まない人もいます。
住み慣れた家で、たとえ1人で介護状態となっても過ごしたいという人は多いのです。
しかし、自宅での介護、在宅介護は家族や本人の負担が大きく、ましてや独居では不可能ではないかと思えます。
これを可能とするのが、今回の改正で掲げられた3つの視点、「施設から在宅へ」「医療と介護の連携」「地域包括ケアの推進」なのです。

さて、施設に入居すると安心と上でお話しましたが、「施設の安心」とは何をさすのでしょう。
例えば、
「夜間を含めて24時間見守ってくれる」
「定期的におむつ交換などの介護をしてくれる」
「定期的に体位交換などの医療行為をしてくれる」
「必要に応じて介護や医療行為をしてくれる」

これらは資格を持った専門スタッフが行なってくれることですが、これが在宅で利用できるのであれば、たとえ独り暮らしであっても安心できるでしょう。
実は、これにあたるのが今回の改正で新設された『24時間定期巡回・随時対応型訪問介護看護』なのです。
これは介護だけでなく、看護も含んでいることが重要で、「医療と介護の連携」ということになります。