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あったかコラム

介護職Y氏の新制度考える

12.改正高齢者住まい法(11)

皆さんこんにちは。
「改正高齢者住まい法」の11回目です。

高齢者住宅というと、一般的には今まで紹介してきた特養、老健、有料老人ホームを思い浮かべるかもしれません。
しかし、これらの施設は一部の有料老人ホームを除き、高齢者のための施設であって、住居ではありません。
住居は施設とは異なり、自由やプライバシーが確保されているものです。

昨年までの高齢者の住居には、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)の3つがありました。
これらを簡単に説明すると、高専賃は主に高齢者が入居する住宅で、食事や掃除などは高齢者自身が行なうのですが、物件によっては食堂がある場合や、適合高専賃と呼ばれる特定施設入居者生活介護の認定を受けた物件もあります。

また、既存のマンションにバリアフリー化工事を行なう場合や、最初から高齢者が入居することを前提としたものもあります。
高優賃も主に高齢者が入居することを前提としたもので、バリアフリー化されていることに加え、緊急時対応のサービスが行なわれています。
しかし高円賃は高専賃、高優賃と異なり、高齢者の入居を前提としたものではなく、単に高齢者というだけで入居を拒まないというだけで、一般のマンションと同じです。
同じ高齢者と名前が付く建物でも、その内容はかなり異なります。

しかし、今年度からは先に出た改正高齢者住まい法により、高専賃、高優賃、高円賃の3つをサービス付高齢者向け住宅(サ高住)に一本化し、安否確認や生活相談などのサービスを義務付け、高齢者が安心して暮らせる住宅を提供していくこととなりました。
これにともない、これまでの3施設は一部の特例を除いて廃止となっています。
次回からは、サービス付高齢者向け住宅についてお話していきたいと思います。