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あったかコラム

負けるな介護者

13.「ストレス(9)」

皆さん、こんにちは、Yです。
大丈夫ですか?ちゃんと息抜きしていますか?

認知症の人は、同居家族には反抗的だったり、悪態をついたりして、他人や同居していない親族には、親切丁寧な対応をする傾向があるといわれています。

認知症の人にしてはいけない対応というのがあり、怒らない・大声を出さない・急がせないなどですが、それができないで、信頼関係が築けてないと、この傾向が大きくなるのです。
この状態になってしまうと、見守っているだけでも、大きなストレスになるのですがさらに、ご近所などの外部のストレスも追い打ちをかけてくるのです。

大声を出してしまい、近所の人も事情を知らないと、介護者がおかしくなったと思われ、更に、介護している人が近所に妄想を話したりすれば、ちょっと見は正常に見えるため、悪いのは全部介護者になってしまいます。
また、妄想状態になると、誰かに言いたくなるようで、近所だけでなく、警察だったり、親戚だったり手当たり次第です。

母の場合は、普段、電話をかけることができないのに、せん妄状態になると見事にかけるので、驚かされます。
だからこそ、周りには、事実を伝えておく必要があるのです。
信頼のおける、ご近所、業者、そして親戚。
特に親戚には、事情だけでなく、対応方法も伝えておくと良いでしょう。

伝えておかないと、ご近所からは、おかしくなっただの、虐待してるだの、噂話や非難されたり、挙句の果てには、警察に取り調べられたり、余計な、しかも大きなストレスを抱えてしまうのです。
そして、親戚からは「言いたくないけど、あんまり嫌がらせしない方が良いんじゃない!」とか、「あんた、お母さんに酷い事をしているんだってね。泣きながら電話してきたよ。本当にいい加減にしないと、みんな怒るよ!」と攻め立てられては堪りません。

しかし、みんなに伝えていれば「大変ですね。何かあれば協力しますので遠慮なく言って下さいね。」 「電話来たよ。言われた通り、話を聞いておいたよ。本当に大変だね。がんばってね。」と言われるのでは雲泥の差です。

だから、みんなに知られずに、自分一人で抱え込んでとは、考えないでください。
もちろん、皆が皆、協力的とは限らないし、身内ほど、背を向ける者も出てくるのですが、助けてくれる人も必ずいます。
声を上げなければ、消耗していくだけです。