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あったかコラム

負けるな介護者

11.「ストレス(7)」

皆さん、こんにちは、Yです。
大丈夫ですか?ちゃんと息抜きしていますか?

つい厳しく大声で怒ってしまった場合などのフォローとして「散歩」を紹介しました。
しかし、真夜中だったり、大雨だったり、まったく話を聞いてくれなかったりと「散歩」に連れ出すには、無理な時があります。
また、前回のように「散歩」に行っても、効果が薄い時もあります。ですからフォローの方法も、いくつかあると心強いと思います。

認知症で大切なことは「歩くこと」と「楽しく過ごすこと」ですが、「話をすること」もそれと同じくらい重要です。
たとえ取りとめのない話であろうが、辻褄が合わない話であろうが話すことによって気持ちを静めたり、明るくなったり、昔を思い出したりして脳を活性化させる事で落ち着くのです。
そのためには、「話を聞く」必要があります。

「話を聞く」とは、ただ漠然と聞くのではなく、話題を振り、あいづちを打ち、記憶を引き出す助けをし、間違っていても決して無理に訂正をしない、こちらの考えを押し付けないなど、簡単なようでいて結構難しいことです。
楽しい話ばかりなら良いのですが、何度も何度も繰り返される同じ話、不平不満、時には理不尽な文句、暴言などもあり、特にフォローの時程この傾向が強いです。
これを反論、否定などをせずに穏やかに聞くことは厳しく、これを介護者だけで行なうとなるとさすがにストレスで参ってしまいます。

話を聞いてくれる人が何人かいると本当に助かります。
親戚、ご近所で頼れる人はいるでしょうか?
遠方にいても電話で協力してくれる人はいるでしょうか?
もし、いるのであれば話しづらくても、事情を話し、「話を聞く」と言うことを紹介して力になってもらうよう相談してみてください。
協力してもらうことができれば単にフォローだけでなく、介護者を悩ませる、もう一つのストレスを回避する事ができるのです。
「もう一つのストレス」とは何か、続きは次回です。