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あったかコラム

負けるな介護者

9.「ストレス(5)」

皆さん、こんにちは、Yです。
大丈夫ですか?ちゃんと息抜きしていますか?

前回、フォローとして「散歩」が有効だという話をしました。
しかし、普段一緒に外出したことがない人が、いきなり、しかも普通ではない状態の時に「散歩」に行こうと言っても怪しまれるだけで外出してくれないでしょう。
ですから、普段から一緒に「散歩」する習慣を付けてください。
「散歩」は楽しいと思ってくれればしめたものです。

「歩く」こと自体に脳の血流を良くする効果があるのですが、ただ歩くだけではもったいないです。
歩きながら、「会話を楽しむ」、「景色を楽しむ」など、楽しい事を付け加えれば、こちらから散歩に行こうと言わなくても「今日は散歩の日」というふうに思ってくれる様になります。

私の所は田舎なので、川あり、畑あり、公園ありで、梅、タンポポ、桜、藤、彼岸花と季節により花が楽しめて、母も花が好きなため、途中足を止めて、じっくり眺めたり、私にうんちくを語ったりと楽しそうです。
日によっては、電車で街に出て、いろいろな店をまわったり、買い物したり、外食したりと変化をつければ「今日はどこへ行くの」と興味をもったり、散歩を楽しみにしてくれます。

「散歩」を楽しいと思えれば、怒って気まずくなったり、気分が沈んでいるような時、また興奮状態で手が付けられなくなった時でも暫らく様子を見て、落ち着いた時を見計らって「今から、散歩に行くよ」と声をかければ連れだせると思います。

実際、母が「○○盗まれた!」と手が付けられなくなった時、頭に血が上った状態でも散歩には行きました。
最初は怒って険しい顔で黙って黙々と歩いていたのですが、30分ほど歩くと顔の表情はだんだん穏やかになり、1時間ほど歩くと周りの景色を見る余裕が出てきて「盗まれたものを買う」と言って100円ショップに連れていくと「これが100円で買えるんだ」と驚き、昔よくいったレストランで食事をとる頃には、すっかり機嫌も直っていました。

まあ実際に、声をかけられないような時や全く聞く耳を持たない時もあるので、「散歩」に出られない時もあるし、また散歩に出て歩いても状態が好転しない場合もあります。
続きは次回です。