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あったかコラム

団塊オヤジ物申す!

60.人生は舞台だ

学生のころ辞書を片手にシェークスピアの戯曲を読み漁ったことがある。

その中の1つ、『お気に召すまま』というタイトルの中に人生を舞台にたとえ、人間は役者だと書いてあった。
人間それぞれが舞台に登場し、また退場していく。まさしく演者である。 テレビ・演劇・映画は他人が演じているものをドラマ・芝居として見るが、人生は自らが演者ならば納得がいく。
ドラマには駄作があるが人生のドラマには駄作がない。
老いも自分自身が演じているとなれば“もっと楽しいドラマ(人生)になるはず”

『マクベス』では、マクベスが「人生は歩き回る影法師、あわれな役者だ。舞台で大げさにみえを切っても出番が終われば去っていく」といっている。

『テンペスト』では、「我々人間は夢と同じもので織りなされている。儚い一生の仕上げをするのは眠りなのだ」というセリフがある。

私はシェークスピアは人生を悲観的に見るのではなく、“儚い人生だからこそ生きている限り楽しもう”と思っているのではないだろうか。
人生とは春夏秋冬のごとく移ろい変わって行くものである。
去年の春と今年の春は同じ春でも違いがある。まさしく人生である。
高齢者・老人・老齢といった言葉が氾濫している現在、老いを楽しんではどうだろうか。

自分の人生を自分自身で演じていると思い、いい芝居にしようではないか。
あなたも最終幕の演者であり、主役です。

演じよう、晩節を。

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