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あったかコラム

団塊オヤジ物申す!

56.もう一度考えよう(2)

清水由貴子さんの死からだいぶ日が過ぎた。

あの衝撃的な自殺により新聞・テレビ雑誌などの各メディアで介護について連日報道があった。
しかし、日々の話題に埋没し、時が経つにつれ忘れられていく。 あの死から何も得るものがなかったのか。

介護による悩みを抱えた人が沢山いるはずである。
清水さんの死を無駄にしない為にも介護というものを国民一人ひとりが考え直す必要がある。

2〜3日前の日経新聞にこんな記事があった。
東京都がまとめた認知症高齢者の実態調査で、都内の認知症高齢者とその家族の60%が介護保険サービスなどの公的支援制度を利用していないという。
高齢者支援の相談窓口である「地域包括支援センター」を知らない家族が41%に達している。
また、地域住民の身近な相談役となる「民生委員」に会ったことがない家族も45%にのぼるという。

私がいつも思うことだが、いくら制度を整備してもそれを知らしめないと何もならない。
「地域包括支援センター」が何をしているのか「民生委員」が何をしてくれるのか、国および自治体はもっと広報に力を入れるべきであろう。
都内で見守りなどが必要な認知症高齢者は昨年3月末時点で20万人いるという。 この人達の4割の家族がどこに相談に行けばいいのか迷っていると思うとおそろしい限りだ。

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