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あったかレポート

相談員Yの 第37回国際福祉機器展 H.C.R2010 観覧レポート(前編)

2010年10月12日

 皆様こんにちは、あったかタウンにて『福祉用具の選び方』を担当している相談員Yです。
今年もまた介護福祉業界最大のイベント『第37回国際福祉機器展 H.C.R2010』が東京有明の東京ビッグサイトで、9月29〜10月1日の3日間開催されました。
昨年は15ヶ国、1地域から491社・団体が出展し、5つのホールで展示が行なわれましたが、今年は16ヶ国、1地域から492社・団体と規模を拡大。6つのホールで約2万点の福祉機器が展示されました。
勿論、例年通り『国際シンポジウム』や『福祉のスキルアップ講座』、『特別企画』と銘打たれたものもありました。
これら以外にも、今年は会場が増えたこともあり『子供広場』や『福祉相談コーナー』の他に『高齢者の生活支援用品コーナー』が登場。

高齢者がキッチンやダイニング、居間などで便利に使えるよう工夫がなされた用具や製品、いわゆる「自助具」が多数展示され、解説が行なわれました。
今年度のHCR、私は3日間全て参加しましたが、諸般の都合により自由に見学ができたのは最終日のみでした。
今年のHCR開催期間中天候には恵まれたのですが、連日交通機関のトラブルに巻き込まれる不運がありました。
会場へのアクセス手段が限定されている場所だけに、このトラブルが客足に影響を与えるのではと思いましたが、あにはからんや総入場者数は昨年より1万人ほど増えたそうです。
さて、今年のHCR、私の個人的な印象では会場が増えたからというわけではないでしょうが、会場の雰囲気は「落ち着いた」感じがしました。
無論これは入場者数が減ったという意味ではありません。
上述したように出展者・入場者ともに昨年より増えています。
個人的な意見ですが、昨年の会場の雰囲気は「お祭り」のような熱気がありました。
出展製品もエンターテイメント企業などによるギャンブルや体感ゲームを利用したものが多数を占め、会場は体験コーナーや抽選会などが各ブースで行なわれるなど楽しさを前面に押し出した内容となっていました。

しかし今年は、これらエンターテイメント系の出展が軒並み減り、これにあわせ抽選会を行なうブースも減少しました。
その反面、各企業ブースには製品デモや内容を熱心に見学する人が多数を占めていました。
HCRにおける福祉用具のアピールポイントが「楽しさ」から「実益」へと一皮むけた感じがしました。
会場ではビジネスマンらしき方が携帯片手に「今年は目新し物がない」と文句をいう場面に出くわしました。
確かにビックサイトで行なわれるデータショウやビジネスショウと比較した場合、毎年最先端の技術を活用した製品が展示されるというわけではありません。
しかし、それでもいくつか目に付いたものがありますので、次回ご報告させていただきたいと思います。