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高齢者の消費者トラブル

進化した振り込め詐欺にご注意

家族や友人、警察官や弁護士などを装い、電話口で言葉巧みに現金やクレジットカードを騙し取る「振り込め詐欺」。
警察や銀行、報道などによる啓発や、いわゆる振り込め詐欺救済法の成立などにより一時期被害額が減少していた振り込め詐欺ですが、近年被害額が増加の傾向にあるのです。

警視庁によると2011年度の振り込め詐欺による被害額は106億円にのぼり、2年連続で前年の被害額を上回っており、2011年度の被害額は2010年度の1.5倍に上っています。

近年の手口として虚偽の電話後、共犯者が直接被害者の家を訪れ現金やキャッシュカードなどを直接受け取るケース、いわゆる「成りすまし」が増加しています。

この「成りすまし」という手口、詐欺の手法としては古典的な方法ですが、「ATMからの現金振込み」、「エクスパックを利用した現金の郵送」など、これまでの手口が警察や銀行による「声掛け」や「振り込み上限額の設定」など、地道な啓発活動により実行が困難になったことを受け、温故知新ではありませんが、振り込め詐欺の共犯者が直接現金を騙し取る「成りすまし」が再び増加しています。

この「成りすまし」、状況により成りすます人物のシチュエーションは異なりますが、振り込め詐欺に狙われる側となる高齢者が気をつけることは次の二点です。

『警察や銀行がキャッシュカードや暗証番号を預かることはない』

警察が犯罪捜査の一環で個人の預金通帳やキャッシュカードを預かることはありません。ましてや銀行が窓口以外で預金者の通帳やキャッシュカードを預かることはありえません。

『お金の問題は自分ひとりで判断しない』

振り込め詐欺犯は言葉巧みに現金を騙し取ろうとします。
不審な電話や、普段連絡のない人からの電話でお金が係わる相談をされた場合は、自分ひとりで判断せずに、警察などに相談しましょう。