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認知症

認知症とうつ

認知症の場合

お年寄りが、あるときから急に身の回りの片付けや身体の汚れに無関心になることがあります。
歯も磨かなくなり、身体が臭くても風呂に入らないといったときには、 まず認知症を疑うべきです。とりわけアルツハイマー型の認知症では、 整理整頓に無頓着になったり、トイレの水を流し忘れたりして、 そのぶん始末されない臭いが増えてきます。

出る前に出すトイレ誘導で失禁を防ぐ

認知症の尿失禁は、トイレに定期的に通う習慣をつけて防ぎます。食事の前後にトイレに誘う、あるいは時間をみて早めにトイレに誘導します。
これを続けると尿に対する意識が戻ってくることがあります。尿意を言葉で言えない認知症の方も、実はオシッコがしたくなるとサインを出します。ズボンを引っ張る、そわそわするなどの、サインを見逃さないようにして下さい。
逆に、オシッコの意識があるのに安易におむつをつけてしまうと、尿に対する意識が薄れて、失禁が日常的になりがちですので考えてください。

「盗られ妄想」に注意

もうひとつの注意は、認知症のお年寄りの「盗られ妄想」です。介護する人が不用意に部屋を片付けると「お金を盗られた」、「大切なものがなくなった」と大騒ぎになります。
お年寄りの残された能力を生かすためにも、自分でできることは最大限やっていただくのが良いでしょう。
そのうえで介護が必要な部分は、お年寄りの目の前で「机を片付けていいですか?」「布団をたたいていいですか?」など、絶えず声かけをしながらケアをして下さい。
認知症のお年寄りの片付けのポイントは次の通りです。

  • 自尊心を傷つけない。
  • わかりやすく説明する。
  • お年寄りの能力に合わせて、自分で出来る作業を見つけてあげる。
  • お年寄りのテンポに合わせて作業する。
  • いきなり部屋の環境を変えない。
  • 介護者の勝手な判断でものを片付けない。