ハンドマッサージ:清潔で美しい手を保つために
生活の中で様々な動きをする手は、意外に他人から見られやすいものです。でも、顔とは違い、お手入れも忘れがちになるので、年齢の現われやすいところと言われています。
ハンドケアやマッサージをすることによって美しい、潤いのある柔らかな手を目指しましょう。
ハンドケア〜毎日のちょっとしたお手入れ〜
日頃、水仕事などで手肌は荒れやすくなっています。また、紫外線による肌の乾燥や保湿不足が原因で、しわもできやすくなっています。
ハンドケアも、普段のお手入れが一番大切です。でも、大げさに考えることはありません。朝晩の洗顔後、顔に化粧水をつける時に、手にもついでにつけます。乳液をつける時も、顔に使った余りを手につけます。これだけでもかなり手の潤いを保つことができます。さらにこの時、やさしくパッティングを行なうとよいでしょう。
また、最近ではいろいろなハンドクリーム・ローション・オイルなどが市販されています。これらは角質層を守るバリア機能をもち、角質層に潤いを与えます。
ご自分やケアさせていただく方にあった目的(保湿力・香りでリラックスなど)で、クリーム(手荒れのひどい方。油分が多く様々な成分が配合されたものが多い)、ローション(クリームよりも伸びがよい。様々な香りがある)、オイル(マッサージにお勧め。自分で簡単に作ることができる)を選ぶとよいでしょう。
ハンドマッサージ〜簡単ツボ押しでリラックス〜
ハンドマッサージには、手に集中しているツボなどを刺激することによって血行を促進し、新陳代謝を高める働きがあるといわれています。また、ハンドクリームなどを使って皮膚に心地よく触れることは、心身のリラクゼーション効果をもたらします。最近の研究では、ハンドマッサージが脳の働きを円滑にするというのもあるそうです。
化粧品は、クリーム、ローション、オイル、どれを使っても大丈夫ですが、オイルが最ものびがよく、マッサージを行ないやすいものといえます。その反面、拭きとりを十分にしないと、ベタベタ感が残ってしまうので、好みや目的に応じて使い分けましょう。


- クリーム類を自分の手のひらに取り、温めます。
(冷たいと毛穴が収縮して浸透が悪くなります) - @を(相手の)手のひらに伸ばします。手のひら全体で手の甲から指先に向かって軽くさするようにします。
- 小指から親指の順に指のつけ根から指先へ、ぐるぐるらせんを描くように一本ずつ、親指と人指し指で行ないます。指先はつまむように指圧します。
- それぞれの指の間を押します。
(BCは併せて行なうとよいでしょう) - 親指と人差し指の間のくぼみ(合谷:ごうこく)を押します。【図1参照】
- 手の平を上に向けて、手の平の中心(労宮:ろうきゅう)を押します。【図2参照】
- 手の平を上に向けたまま、手の平全体を親指でらせんを描きます。
- 最後に、手全体を手の平でゆっくりとなでます。
合谷と労宮は手に数多くあるツボの中でも万能ツボといわれています。ツボ押しは一回に押すのは3秒から5秒、ゆっくり押した後にゆっくり力を抜いて行ないます。高齢の方の場合、強すぎないよう、確認しながら行ってください。省略してもかまいません。
ハンドマッサージの良さは、何といっても「手から手へのぬくもり」です。心を込めて温かなケアを差し上げてください。高級ハンド化粧品に負けない効果を生むこと、間違いないでしょう。

【ハンドマッサージ番外編】
ハンドスパ(手浴)
ハンドクリームなどを塗り、マッサージ後、ビニール袋(ゴムで手首を止める)もしくはラップで手を包みます。その上にホットタオルを巻き、10分ほど置きます。
ハンドクリームなどの成分が皮膚に浸透していきます。
※入浴の際なら、湯船につかっている間ビニール袋などで包まれた手を一緒に浸しておくこともできます。
※湯船の中で滑らないように注意して下さい!




