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寒い冬を快適に過ごす生活術

高齢者のインフルエンザを防ぐ

高齢者とインフルエンザ

インフルエンザウイルスの感染によって引き起こされるのがインフルエンザです。
例年、12〜3月にかけてが流行期であり、通常の風邪と比べて症状が重く、高熱や頭痛、全身の倦怠感や咳や痰による呼吸器の炎症の急性炎症症状などがみられます。特に高齢者が罹患した場合、肺炎を併発したり、持病の重篤化などを引き起こし、最悪死亡する危険性も出てきます。
主な予防法としては、流行期に入る前にインフルエンザ予防接種を受けるのが一般的です。
予防接種を受けることで、たとえインフルエンザに罹患した場合でも症状があまり重篤化しなくなり、肺炎などの併発を抑えることができます。
なお、インフルエンザ予防接種は原則2回の接種が必要とされていますが、65歳以上の高齢者の場合1回の接種で十分効果があるとされています。また、インフルエンザ予防接種は任意接種のため注射費用は自己負担となりますが、各自治体で行なわれているインフルエンザ予防接種は費用助成が行われています。

家庭でできるインフルエンザ対策

インフルエンザウイルスは予防接種を受ければ完全に防げるわけではありません。家庭や施設などで、高齢者がインフルエンザに罹患しない環境をつくることも重要な予防法となります。

(1)人ごみを避け、マスクを活用する
インフルエンザの流行期は、なるべく人ごみを避けると共に、外出時のマスク着用を習慣化することで他人からウイルスをもらうことを防ぐことができます。

(2)うがい・手洗いの徹底
帰宅の際はうがい・手洗いを徹底しましょう。また、顔などにもウイルスが付着している場合もありますので、洗顔も合わせて行ないましょう。

(3)室内湿度を保つ
インフルエンザウイルスは乾燥状態で活動を活発化させます。加湿器を使い室内の湿度を60〜70%に保つことでインフルエンザウイルスの活動を抑えることができます。また、就寝時に室内に濡れタオルなどをかけておくのも効果的です。

(4)体力の維持
体力が低下することで身体の免疫力も低下しインフルエンザに罹患しやすくなります。体調を崩しやすい高齢者は特にバランスのとれた食事と十分な睡眠を心がけましょう。


予防接種をしても、予防対策をしてもインフルエンザに罹患してしまう場合もあります。特に高齢者の場合は肺炎などを併発し重篤症状になる危険性もありますので、「インフルエンザかな?」と思ったときは早めに医療機関に受診してください。
なお、家庭での対処方法としては一般的ですが、十分な栄養と睡眠をとること。高齢者の方は特に十分な水分補給を行い脱水症状に気を配ってください。