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いざという時のために

災害が起きたら…仮設住宅での生活を始めたときの注意点

震災での避難生活が長期間になると、避難所での生活から仮設住宅(自宅が無事の場合は自宅)での生活がスタートします。
過去の震災では、仮設住宅に入居した高齢者の孤独死が大きな問題となりました。
この経験から、現在仮設住宅への入居には、従来の地域コミュニティをなるべくそのまま残す形で行なわれていますが、高齢者本人や介護者が気をつけておくべきことは多々あります。

住環境の整備

高齢者が生活する上で、段差の解消や手すりの設置などバリアフリー対応が行なわれている自宅と比較して、画一的な仮設住宅では日用生活上様々な不具合が発生します。
主なものとしては「屋内の段差」「風呂場・トイレ・壁面への手すりの設置」「備え付け機材との相性」などがあります。
これらの不具合に対しては役所などに速やかに相談しましょう。

閉じこもり防止

過去の災害経験から、特に高齢者に対しては仮設住宅への入居はそれまでのコミュニティを維持した形で行なわれるようになっています。
しかし、環境の変化により「閉じこもり」になってしまうケースも多いのが実状です。
「閉じこもり」を防止するためにも、近所づきあいなど普段どおりの活動を心がけましょう。
仮設住宅住民の集会など、地域コミュニティへの参加を積極的に行なうことが重要です。

生活再建

震災により家や私財を失った場合、生活基盤の再建が重要となります。
基本的に、補償などは自治体が行なうこととなりますので自治体担当者などに話を聞いてみましょう。
また、広報には必ず目を通しておきましょう。
自治体からの重要なお知らせが掲載されている場合もあります。
なお、様々な手続きや相談などが自分で行なえない場合は、自治体の福祉医療担当や地域包括支援センターなどに相談してみましょう。