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いざという時のために

災害が起きたら…避難所生活での注意点A

A日常生活上の注意点

多数の見ず知らずの人間が共同生活を送らなくてはならない避難所生活。
周囲への気兼ねもあり、普段どおりの生活を行なうことが困難になり、いろいろと我慢を重ねることで心身に多大なストレスがかかることとなります。
以下にあるのは、避難所生活で特に注意したい点です。

T.水分補給は頻繁に行ないましょう

災害時に避難所として指定されている場所の多くが学校や公民館などの公共施設です。
地域や建設年代によって異なりますが、バリアフリーへの配慮はいまひとつの場合が多く、足腰の機能が低下した高齢者にとって移動に困難を伴うケースが多いです。
そのため、避難所での生活を行なう高齢者の多く(健常者の場合も)が、トイレの使用回数を減らすため水分補給を減らす傾向にあります。
水分補給の減少はエコノミークラス症候群など血栓リスクを上昇させます。
高齢者は積極的に水分補給を行なうことを心がけましょう。
また、トイレ(大便・小便)を我慢することも避けましょう。

U.適度な運動を心がけましょう

避難所での生活では、個々人ごとに十分な生活スペースが確保できるとは限りません。
しかし、寝ているだけの生活や、同じ姿勢をとり続けることは廃用症候群を招いたり、エコノミークラス症候群など血栓リスクを引き上げます。
例えば、避難所周辺を散歩するでもかまいませんので、適度な運動、特に足首を動かす運動を心がけましょう。
また、避難所生活において高齢者は災害弱者として保護される存在ですが、身の回りのことなど出来ることは自分で行なうようにしましょう。

なお、以下のような症状が続く場合は、避難所の保健医療スタッフに速やかに相談しましょう。

  • 小便・大便の色や量が普段とは異なる。
  • 足・顔にむくみがある。足に痛みや変色がある。
  • 下お腹が張る、おならばかりでる。
  • 倦怠感が続く、口内・肌が乾燥する。